島根県松江に降る雨は縁雫(えにしずく)と呼ばれています。
今週のお題「雨あめ降れふれ」僕はこの春に島根県に転勤したばかりですが、山陰地方は「弁当は忘れても傘を忘れるな」と言われるぐらいよく雨が降ります。
一方で、この地域は観光がメイン産業なので、雨はマイナスイメージになります。
その雨を逆手にとって、考えられた(だろう)のが、この「縁雫(えにしずく)」です。
出雲大社は縁結びの神様と言われています。空港の名前も「出雲縁結び空港」です。松江市、出雲市には出雲大社以外にも縁結びに係る神社がたくさんあって街をあげてPRしています。
松江の雨は縁を呼ぶ・・・と昔から言われてないと思いますが、こういうのは仕掛けたもの勝ちの世界ですので、上手なプロモーションだと感心します。なんか雨が降っても得した気になりますもんね。あと、実際に雨の松江の風景が僕は好きです。
ちなみに、雨が降ると割引がある宿泊施設もあるそうです。
縁雫(えにしずく)~松江の雨は良縁を運びます~降水量の分だけ宿泊料金を割引
旅行先で雨が降って、運が悪いなと思うよりは、カフェでゆっくりできるとか景色を楽しめるとか思った方が人生も楽しいですね。